なので、仕事はもっぱらホテルの中でこなしている。多少無理して歩き回ってもいたんだが、悪化する懸念をひしひしと感じて早々に療養を優先することにして、アポなどを極力減らしている。
こんな状況でも何とか仕事ができているのは、ネットと各種ツールのおかげであると改めて実感しているが、現実的に人に会えなかったりするので、こう言っちゃ何だが日本にいてもできる仕事をしているということだ。これでは会社にも申し訳ないし、気持ちも焦ってくる。だけれども、その分いつもより頭を数倍使って結果を出すしかないではないかと今では開き直りの境地に達している。
それにしても、体の何処かを悪くすると健康であることのありがたみを痛感する。足の悪い方々の気持ちも少しではあるが実体験として理解できる場面もあった。人間は実際に自分の身に降りかからないとわからないことが沢山あるんだろうな。健康体の時は自分が健康であることを余り意識しないものだ。
だからこそ、体の状態を良好に保つための努力は何かを諦めてでもするべきだぞ、と今の自分に強く訴えておきたい。絶対に忘れないためにも、リズベットサランデルのように、自分の怪我をした箇所にタトゥーを施し教訓としての刻印を残しておきたいくらいだ。
そんなホテルに缶詰の日々を送っている中、持ち込んだミステリーに没頭出来る時間がどれだけ今の私を救ってくれていることか。ミステリー小説家という職業は、大変に意義のある存在であると改めて感じさせてくれるのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿