2013年12月7日土曜日

007: ミレニアム1:ドラゴンタトゥーの女



|映画との比較
やはり、法則は生きていた。小説の方が映画よりも何倍も面白かった。結果がわかっているので推理する楽しみはなかったが、その分を差し引いても有り余る面白さだ。
映画(ハリウッド)の方は、内容を大分カットしているし、アクションテイストにより過ぎている。

|引き込まれる点
内容的な面白さとしては、3つの謎が並行して進行しそれぞれが絡み合っている点を上げたい。

#頻繁なシーンチェンジ
上巻でしかカウントしていないけど、400ページで優に60シーンを超えている。これは7、8ページに一度切り替わる計算だ。他の小説と比較していないのでこの数が多いか少ないか定量的には評価できないが、少なくとも私にはこのくらいの頻繁なシーンチェンジが全体を通してスピード間を産んでいる印象を受けた。この前に読んだ「殺戮に至る病」に比べれてもその多さは歴然。

#3つの謎が並行
・メインテーマであるハリエットの行方
・ミカエルの敗訴原因
・リズベットの過去(まだ判明していない)
これらが同時に進行しかつ複雑に絡み合っている。かなり長い内容にも関わらず飽きさせない要因ではないかと分析。

|キャラクター設定
取りも直さずリズベットのキャラクター設定に引き込まれる。以前読んだWORKSHIFTという本で「スペシャリスト」の部分になるほどと賛同したことを思い出したけど、彼女こそスペシャリストとして寧ろこれからの時代を生き延びられるタイプではないだろうか。

予断だけど、下記の3名は作品中に出て来たミステリー作家。知らなかった名前ばかり。いつか読んでみる。
ドロシー・セイヤーズ
スー・グラフトン
サラ・パレツキー






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