2013年11月26日火曜日

003: 葉桜の季節に君を想うということ ★★★☆☆



叙述トリック。
後半確かに「え?」を連発し、思わずものすごい勢いでページを捲り返さなければならなかったことは事実。

が、トリックとしての「やられた」感はあまり感じなかった。あくまでも、著者の思惑に乗って、ただただ叙述的にミスリードされたという正直ちょっと言えば空虚な感じ。

あと、映像化は難しいだろうなとも感じた。実現たとしても原作とは大きく異なるものになるのではないか?

もし映像化されたとしたら、どうアレンジしてくるのか是非見てみたいとは思う。チャレンジャーが待たれる。

下記に紹介されている中の数冊は読んだ事があるが、本書と比較してみるのも興味深そうだ。

インプット、インプット。

002:Xの悲劇



うーむ。

展開及び構成がクラシックすぎる。今よりも感受性の強いであろう若い時に読んで感銘を受けるべき作品なのだろうか。

・事件が起こる
・警察が動く
・何故か洞察鋭い探偵が現れる
・散りばめられた伏線、ヒント
・その探偵によって徐々に表面化
・探偵の独白で事件解決!

シャーロックホームズやクリスティーと同じスタイルなのか??

あるいは火曜サスペンス!

余りにもこのタイプの展開に慣れすぎているからだろうか。感動が薄かった。

まぁ、そもそも私としても、この辺りの古めのものは読んでないものも多いし、読んでいても殆ど忘れてるからあくまでも印象論でしかない。

この手法の先駆者という点でいうならそれはそれで凄いとは思うけれど。

にしても主人公のドルリー・レーンのメインキャラクターに惹かれるものがあることは確かだ。

2013年11月24日日曜日

001:Yの悲劇

 


ミステリーの世界では言わずと知れた名作...ということで読んで見た。どうなんだろう。前作のXの悲劇に続いてまだエラリー・クイーンについてピンと来るものがない。

しかし、これだけ評価され続けている作品であるからして、多分まだまだ自分の推理小説に対する理解が甘いのだろうということにしておく。

もっと経験を積んでから再読してみよう。

などと考えていて、ふと初心者のミスを犯してしまったのかもしれないということに気づいた。直近で呼んだエラリー・クイーンの2冊については巷で評判になっている訳者ものとは異なるのだ。Kindleで価格が安かったからという理由で同シリーズ(グーテンベルグ21)をチョイスしたのだが、もしかしたらそれが理由かも。訳文がなんだか、こう入って来ない感じではあった。

海外翻訳ものにはありがちではある。

いずれにしてもX,Yともいずれ別の翻訳で読み返してみる。